Data Migration Box バージョン 5.7.3を公開致しました。
■機能追加
- 同期時のフィルターに設定を追加しました
比較の結果でフォルダを指定してから右クリックで「このフォルダーをフィルターする」を選択すると、指定したフォルダが除外されます。
- コマンドラインのmulticmd でstartsync の並列処理をサポートしました
- 同期の設定画面で、同期の組み合わせを作成するウィンドウをAlt+Xで拡げる、閉じる操作を追加しました
7組以上の同期の組み合わせの場合、この操作ができます。
- 同期の設定画面でネットワークパスを張り付けることができるようになりました
■改善
- 同期時のフィルター処理の速度を向上しました
- 移行元のドライブ、ネットワークドライブの読み込み速度を向上し、同期の時間を短縮しました
これはSSDの場合、10倍近い効果がありますが、HDDの場合、HDDの性能に依存する場合があります。
- 同期時に移行元で削除されたフォルダやファイルに対してリトライの仕様を変更しました
同期中に、同期対象のフォルダが削除された場合、その配下のサブフォルダ、ファイルにもリトライを実施しており時間を要しており、この問題に対応しました。
- 同期実行時に移行元のフォルダが削除された場合、同期レポートにその内容を記録するようにしました
- SharePoint Online でサイト名、ドキュメントライブラリ名に「/」が含まれる場合、Data Migration Box の処理内で「-」に置換するようにしました
- OneDrive for Business で、SharePointOnline のフォルダや他ユーザーフォルダのショートカットを表示するようにしました
- ローカル to ローカルの同期にコピー操作が失敗した場合に詳細を同期レポートに記録するようにしました
- Boxグループで移動(Move)を行う際の不具合を修正しました
- Boxへの接続の際のログをより詳細にしました
- 一部のBoxアカウントに接続できない問題に対応しました
- Copy コマンドで、/O /S /R オプションに対応しました
- OneDrive for Business でグループを使用した場合、スケジューラが正常に起動しない問題に対応しました
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